学生の言葉・1日 | 国立大学法人静岡大学 法科大学院
キャンパスライフ

学生の言葉・1日

永野さんの3年生のときの学生生活

私は、純粋未修者として、3年間静岡大学法科大学院に通いました。
学部では経済学を専攻し、法律に関する勉強はほとんどしてこなかったので、入学当初は、どのようにして法律の勉強を進めればよいのか分かりませんでした。そこで、私が意識的に取り組んだのは、授業を予習・復習含めて真面目に取り組むことと、「勉強する場として自習室を利用すること」です。
静岡大学法科大学院には、24時間年中無休で利用できる自習室があります。この自習室には、生徒一人一人に、個人の勉強机が割り振られているので、いつでも集中して自分の勉強を開始することができました。
また、自習室の隣には、小規模ながらも、司法試験を受験する上で必要となるような本及び雑誌が豊富に揃えられている図書館があり、わからない部分をすぐさま書籍で調べることもできました。
さらに、自習室で勉強することの魅力は、同級生も一緒に勉強していることです。司法試験合格という、自分と同じ目標を掲げた同級生が勉強に励んでいる姿を間近で見ることは、勉強へのモチベーションを大いに高めてくれます。また、勉強していて疑問に思った点を同級生と議論したり、同級生がどのような方法で勉強しているのか教えてもらい、その中で自分にも適していると思った方法であれば積極的に取り入れる等、有意義な時間を過ごすことができました。また、自習室のある法科大学院棟には、2階に談話室があり、テーブルや椅子の他、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸しポット等が完備されているため、お弁当等の食糧を持ち込んで、昼食・夕食をとることができます。談話室での食事も、同級生と時間を合わせてとることで、勉強中の良いリフレッシュになりました。

私は、特に1・2年の間、平日であれば授業が終わり次第、休日であれば午前中からお昼過ぎ頃までには自習室に向かい、授業の復習、次の授業の予習、及び課題をこなすようにしました。
予習の方法としては、教科書で次の授業の範囲に関する部分を読み、またそこで取り扱っている重要な判例を調べて読む等しました。判例を読む際は、理解を深めるために、できる限り調査官解説を合わせて読むようにしました。
そして、復習の方法としては、定期試験(2年生の後期辺りからは、司法試験も)を念頭に、教わったことを如何に論文で表現できるかを考え、端的に説明できるよう、論証のようなものを作成するようにしました。自習室から帰宅する時刻は、大抵23時位であり、遅いときには、深夜2時頃になる場合もありました。同級生の中でも、比較的遅い時刻に帰宅していましたが、課題をこなしたり、教科書や判例等を読んでいるだけで、あっという間に時間が過ぎてしまうという感覚でした。

このようにして自習室で勉強を進めた結果、比較的長時間勉強する習慣、より良い勉強方法を追求する習慣、疑問に思った点を書籍等で積極的に調べる習慣が身に付いたと思います。これらの習慣は、司法試験に合格するに辺り、欠かすことのできない習慣であったと確信しています。

永野涼子(平成23年3月修了/平成24年司法試験合格)

永野さんの1週間

永野さんの1週間

田中くんの2年生のときの学生生活

私は、静岡大学法科大学院(静大ロー)の2年生です。これから入学を考えている皆さんに、少しではありますが、静大ローでの学習等についてお話をさせていただきます。
授業に関しては、学部での学習と違い、知識をアウトプットすること、その前提として自分なりに考えることが求められると思います。2年生になると、実務家の先生を交えた演習科目が増えますので、より一層こうした違いを感じられると思います。初めはとまどうこともあるかもしれませんが、こうした違いが楽しいと感じられることもあると思います。ただ、演習科目が増える分予習も増えますので、現在、予習の時間が勉強時間のほとんどを占めている状態です。

こうした状態のときに1つの助けとなるのが、静大ローが少人数であることです。同級生だけでなく、先輩方や先生方との距離が近いです。授業の予習にあたり、先輩方に質問をしたり、あるいは議論をしたりすることができます。それだけでなく、私自身も経験したことですが、授業とは別に先生や先輩を交えた自主ゼミを組み、事例を検討することもあります。このような距離の近さは、静大ローの魅力の1つだと思います。

また、静大ローは、実務を意識した学習環境が充実していると思います。
例えば、学生が弁護士の先生と同席する法律相談会が開催されたり、授業として模擬裁判が設けられたりしています。私は、つい最近民事模擬裁判を経験したのですが、六法や基本書からはイメージしにくい手続の中身を「体感」できました。加えて、同級生と議論を交わすことのできる、大事な機会にもなりました。

最後に、生活に関して少しお話します。私は実家から電車で通っています(1時間くらいで、駅からは自転車で通っています)が、意外と場所が変わると気分も変わるので、1つの勉強の場として活用しています。例えば、基本書を読んだり短答式の問題を解いたりしています。電車通学をする場合、こうした通学時間を使うことは大切ではないかと思います。ただ、大学の敷地に入ってから校舎まで坂道を歩かなければいけないのですが、そこだけは坂に集中せざるを得ないのが静大ローの難点だったりします。室内にいることが多いので、良い運動にはなると思います。

田中博文(平成26年3月修了/平成26年司法試験合格)

田中くんの1週間

田中君の1週間